幸松春浦 ゆきまつ しゅんぽ

作家名幸松春浦
作家名(よみ)ゆきまつ しゅんぽ
生没年1897-1962
出身地大分市
出身地(英語表記)Oita
略歴・解説大分市に生まれる。本名猪六。佐久間竹浦や秦米陽に南画を学んだ後、大阪に出て姫島竹外、さらに京都の水田竹圃に師事。大正9年、第2回帝展に「月二題(薄暮、吹笛)」が初入選。第7回帝展で「秋思」、第8回帝展で「雪路」が連続特選となり、一躍画壇の脚光をあびた。以後無鑑査そして推薦となる。画風は初期には抒情的な傾向が強く、日本南画院に出品していた中期には自然の情趣をよくとらえた写実的傾向の作品が多くみられる。後年には、新日本画の影響を感じさせる作品ものこしている。