東山魁夷 ひがしやま かいい

作家名東山魁夷
作家名(よみ)ひがしやま かいい
生没年1908-1999
出身地神奈川県
出身地(英語表記)Kanagawa Prefecture
略歴・解説横浜市に生まれる。本名新吉。3歳の時に神戸市に移る。大正15年東京美術学校日本画科に入学し、結城素明に師事。在学中の昭和4年に《山国の秋》が第10回帝展初入選を果たす。戦後は日展を主な舞台に活躍し、昭和22年第3回展で《残照》、昭和25年第6回展で《道》を発表。風景画の新境地を切り開き画壇での評価を確立した。昭和40年日本芸術院会員となり、昭和44年には文化勲章を受賞した。平明でわかりやすい描写のうちに、清新な抒情性と深い精神性を湛えた作風を展開し、戦後を代表する国民的画家として幅広い人気を博した。