中川久昭 なかがわ ひさあき

作家名中川久昭
作家名(よみ)なかがわ ひさあき
生没年1820-1889
出身地三重県
出身地(英語表記)Mie Prefecture
略歴・解説津藩主藤堂高兌の次男として生まれる。天保11年岡藩中川家十一代藩主・中川久教の死去により、久教の養女・栄子の婿養子として跡を継ぎ、十二代藩主となる。幕末の動乱期には、勤皇の立場から御所の警備に兵を出したが、兵の数が少なく東征への十分な対応が出来ず叱責を受けた。その後も勤皇の姿勢を維持し、関東、東北方面に兵を送った。維新後の明治2年版籍奉還を行い、知藩事に就任。同年9月23日、隠居し、長男・久成に家督を譲った。