ジョルジュ・ルオー じょるじゅ るおー

作家名ジョルジュ・ルオー
作家名(よみ)じょるじゅ るおー
生没年1871-1958
出身地フランス
出身地(英語表記)France
略歴・解説パリの家具職人の家に生まれる。14歳のときからステンド・グラス職人の徒弟として働き、装飾美術学校の夜学に通った。のち国立美術学校に入学し、ギュスターヴ・モローに師事。モローの死後は長くモロー美術館の館長を務めている。1905年、マチスらとサロン・ドートンヌに参加し、フォーヴィスムの作家の一人と見なされた。当時からサーカスの道化、娼婦、浮浪者など社会の底辺で暮らす人々をモティーフにしながら、彼らを強い隈取りと暗く輝く色彩の中に描き出した。また、画商ヴォラールと契約して版画制作にも専念し、『流れる星のサーカス』『ユビュおやじの再生』『悪の華』『ミセレーレ』などの連作版画の名作を次々に発表。その敬虔な信仰心と深い精神性のにじんだ作風によって世界的な名声を博した。

作品一覧