菊畑茂久馬 きくはた もくま

作家名菊畑茂久馬
作家名(よみ)きくはた もくま
生没年1935-2020
出身地長崎県
出身地(英語表記)Nagasaki Prefecture
略歴・解説徳島県に生まれる。幼初期を長崎、青年期を福岡で過ごした。福岡県立中央高等学校を卒業後、九州派展や読売アンデパンダン展にて特異なオブジェ作品を発表し注目を受ける。1960年代には日常的な事物を用いたのアッサンブラージュ・シリーズを展開し、土俗的、通俗的世界の表出が高い評価を得た。さらに70年代のオブジェ制作を経て、1983年からは大型絵画シリーズを精力的に展開している。また、旺盛な制作活動の傍ら、『戦後美術の原質』など多くの著作を発表。雑誌『機関』の復刊・編集に関わるなど、幅広い分野での活躍を続け、2012年には「菊畑茂久馬回顧展 戦後/絵画」で毎日芸術賞を受賞した。